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スーパーホゼン式工法のご紹介
2023-09-11
注目チェック
スーパーホゼン式工法とは
RC構造で橋梁下面側から補強する工法です。
下面から補強するので通行止めを行わない有効な補強工法です。
しかしその反面、走行車両の振動や衝撃が施工時から連続して作用するため絶えず歪みを繰り返しています。
連続する振動の中で既設床版と補強材を一本化させ補強効果を高めるには歪みを少しずつ段階を追って減少させながら補強していく方法がより確実で、高い補強ができます。
特徴
1.確実な補強
段階を追って振動を減少させながら補強していくため、車両供用中でも高い補強効果が得られます。
2.確実な施工
網鉄筋をテーパ付T型アンカーで緊張圧着するため、既設床版と補強鉄筋を張り付けた時点で双方の挙動が同じになり確実な増厚ができます。
3.密な断層
ホゼン材中塗り後、樹脂注入器具を使用して超低年度エポキシ樹脂を低圧注入することで空隙のない密な断面に仕上がり、既設床版との確実な一本化が可能になります。
4.目視管理
透水性のあるポリマーセメントモルタルで補強するため滞水することなく、漏水やひび割れにより床版の損傷度を目視で管理できます。
5.補強効果確認試験
現地における補強効果確認載荷試験を施工前、網鉄筋圧着後、施工完了後に実施し、補強効果の確認ができます。また、将来にわたり追跡調査もできます。